H−Dのインジェクションチューン
この度、澤田モータースでは、モーターステージ(有)様と技術提携をしまして、H−Dのインジェクションチューン(トランスファーチューニング)を本格的に進めていくことになりました。
インジェクションチューニングは、ハーレーをよりハレーらしくする為の方法です。(本来は性能をあげてエンジンに優しくするのが目的)
目的はアイドリング回転数を下げ、三拍子リズムを出す。パワー&トルクをアップさせ、低速から高速まで、気持ちよく走る。音質を良くする事です。この方法には3タイプのチューニングがあります。トランスファーチューニングとサンダーマックス、ツインテックです。
トランスファーはハーレーのノーマルコンピューターの中のデータを書き替えます。(コンピューターを交換しないので、費用は安くできます)たとえば、
ノーマルマフラーであれば日本仕様の規制を外して、北米仕様以上のデータに書き替えます(車検は受かります)。そうすることにより、本来のトルク&パワーを引き出します。
また、マフラー交換した場合は、そのマフラーにあった燃料と点火時期の調整をして、トルク&パワーを上げます。
そして、アイドリングを800回転まで下げ、ハーレー独特のアイドリングを出させます。これはノーマルマフラーでも同じようになります。
サンダーマックスとツインテックは、コンピューターを交換するので、費用は高くなります。内容はトランスファーと同じで、唯一違うのはアイドリングを600回転まで下げれるので、目的の三拍子になります。
トランスファーでは800回転ですから(充電OK、オイルOK)早い三拍子という感じです。どちらにしても、燃料点火時期調整をすることは、規制前の本来の性能を出すので、エンジンに負担がかからず、やさしいのです。
燃費に関しては、運転状況にもよりますが悪くなることはありません。
むやみに全域で燃料を濃くするのではなく、同じ燃料でも点火タイミングを調整する事で効率良くパワーを発生させています。
たくさんのお客さまからのお申し込みをお待ちしております。